ウルトラマンとパチンコ」

帰り道、茅場町のホームでウルトラマンのパチンコの大きな広告を見た。人々の平和を守り、いつの時代も子どもたちの憧れとなってきたウルトラマンたる存在が、その多くは年老いた大人たちの、手持ち無沙汰な時間の消費の手伝いに、昔と変わらぬ凛々しい姿で登場する。いかんともしがたいなあという感情を覚えた。ウルトラマンというヒーローを産み、育ててきた人達は、この事象を歓迎しているのであろうか。私には知る由もない。