祭のあとの(2)

またしても祭のあとな訳だけど、今回はあまり記憶がない。まあ、祭りというが、実際はただの同窓会であって。ただ、学校の規模に準じる参加者数的に、あれは祭りと呼んでいいと思う。

開催2時間が短すぎたのかもしれないけれど、気が付いたら終わってしまっていて、あれ、何だか、上手くいったのかどうか、頭の中に何の言葉も浮かんでこない。当日はとにかく、ステージ付近での自分の使えなさに驚き、ミスを重ね、担当企画では大した指示も出せず、頭のいい優秀なみなさんに多いに助けられ、きっと顔が引きつっていたのだろう、リーダーから接したことのない態度で励まされ、途中でお酒を飲んで現実逃避する始末。ひゃああ。

今回自分の貢献があるとしたら、それはたぶんチームづくりぐらいかなあと。久しぶりに下っ端で働いて、このポジションが自分にはおうてるなと。信頼するリーダーの下でヘラヘラと働く幸せ。好きな人と好きなことだけするという感覚が久しぶりで、頭沸いてるからね〜と戒め合いつつ、私たちは突如現れたボーナスステージで最大限のコインをゲットしようとするかのように必死だったように思う。

肝心の祭りとしては、割によかったと思う。まず、同窓会なのに「再入学」としたコンセプト勝ちだったと。カオスな大学なので、当時を思い出しつつ、まだ見ぬ仲間と出会ってほしい。祭り本番も2次会も3次会も、いい具合にそれを体現していたと思う。酒が似合う大学でよかった。企画した、展示コーナーも、毛色は違うが新しい出会いやカオスを体現できていて、これを次年度に引き継ぐことができたら、迷惑をかけまくった大学に少しは恩返しできるかなと思う。