5+5

早大生だった5年間と
院生と社会人の5年間と
ちょうど同じだけ時間が経って
あと2日で東京10周年がくる。

 

すっかり春めいて、すっかり春めいて、もうすっかり春めいているよ。


自信がなくて、人との信頼関係が上手く築けなくて、何も続かないし、何から手をつけていいのやら、すぐに連絡途絶えるし、眠い、太る、何も楽しくない、遅刻、すぐ泣く、大阪帰りたい。思い出したらキリがないぐらい苦しい10年間だった。親元を離れてひとりで暮らすことが本当に難しくて、キラキラした友達に引け目を感じて、もうめちゃくちゃ。めちゃくちゃなことが起きすぎて、ケロっとするのが本当に上手くなった。

 

ただ、ただ、なぜかわたしここにきて、ようやくポジティブな光を見つけられそう。もう何してても苦しいつまんないなんてないし、ご飯は美味しいし、美味しいご飯を作れるし、お部屋もきれいだし、友達は相変わらずよくしてくれるし、読みたい本たくさんあるし、すきなお店や公園や光や、そういうものを前よりずっと穏やかに愛でる時間があるよ。人よりも時間はかかって、やっとなんだか自分の中に積み重なったものを信じられるようになってきたように思う。もうすこし、生みの苦しみはもうすこし続きそうだけど、でももう目には見えないぐらいの小さい芽があちこちで出はじめてるように感じる。

 

という、これは自己暗示のおまじないだよ。向こう5年もがんばる!あいかわらずもっと友達がたくさんほしい。