2017年春

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12年前、上京1年目らしいドキドキとわくわくを持って見上げた桜並木の光景を、強い意思を持って毎年確認しに来ている。昨日もまた、駅からみんなとの花見に合流するほんの数分間、ああまた春が来たんだと、花見独特の安っぽくて平和で平等な光景に浮かれてしまって、今年もまた頑張るぞとか、そういうどうしようもないことを考えた。あと少し振り返るに最近は、目の前に来たものを必死に打ち返したり、じっくり味わったり、そういうことが増えてあまり迷いがない幸いにも。インドや福島を訪れる中で、世の中や世界が広すぎることを目の当たりにして、わかったような口はきけないな何事にもという気持ち。探求したいことがある幸せと、何らか形にしていきたいなという焦り。