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先日、生まれて初めてバッティングセンターに行った。タバコと昭和のにおいのする、女人禁制かのような空間の居心地の悪さに相反して、バットを振る爽快感は、野球なんぞ一ミリも興味のない自分が味わうにも十分なスピード感を持ち合わせたそれだった。少年時代、野球に明け暮れたであろうおじさん達のチープで窮屈な遊技場が、都市部の繁華街に点在し、その多くは寂れ、場所を追われ、わずかながらに賑わっている様。ひどくさもしい。さもしいものに私は興味がある。