2014-01-01から1年間の記事一覧

祭のあとの

祭のあとの虚無感が私はどうも耐えられず、祭は準備だ打ち上げだと、もしかしたらそう言い訳をしてきたのかもしれない。 祭によって、場所にエネルギーを貯めるんだと言う人と出会った。「幻のように何かがその場所に一時だけ立ち現れるだけで人はワアっと驚…

飛行機にて

もうかれこれ10年住んでいる。私は東京が好きだし、私の好きな人たちはみんな東京にいるけど、ここ1〜2年、地方に行くたび、関西に帰るたび「この場所で暮らしたらどんな感じだろう」と想像するのが常になっている。気持ちのどこかで、そろそろ潮時が来たん…

11月

大学のサークル同期の結婚式2-3次会。ずっとみんなとだけ一緒にいたかったとか、そんなどうしようもないことを言いながら酔って泣いて、目が覚めて心ここにあらん。一体なんの未練があって、自分は今だに、ことあるごとにボロボロと大粒の涙流さなあかんほど…

シャングリラ

何かに誘いたいと思う友達がいるのは幸せなことだと思った。空間ではなく、なにか物事を共有したい、然るべき相手が、ぱっと浮かぶのは幸せなことだと思った。

鈴木書店メモ

「第一に面白いこと 第二に意味のあること」 徳間康快

何度も連呼してしまいますが、夏がきました。今年の夏はこれでもかと本を読んで、山に行って海に行って田舎に行って、そいでちゃんとビアガーデンとかも行きたいよ。夏ってだけでうきうきする時間があと何年続くのかわからないんだけど正直、少なくとも今年…

アラサー

お金持ちから貰ってきた超うまメロンにあやかる。今の暮らしは振り返ったときに若かりし東京時代みたいに括れそうで、あっと言う間に終わってしまいそうで、時々訪れるこういうシェアっぽい瞬間は思わず写真撮っちゃう。我々はもともと他人で一緒に住みはじ…

summer

Slow

I want to get that so slowly. 例えるなら、木のテーブルに油が馴染んで、柔らかい表情を見せるように、それを、ゆっくりと手に入れたいと思っている。

waseda

会社帰りにふらっと寄れる場所にあるとなぜか今更気づいたので、ふらっと寄ってきた昨晩。夜のキャンパスでぼーっとするのが実は好きだったんだなとなぜか今更気づいた。月並みだけど、心の故郷があるというのはいい。早稲田のキャンパスは大きな木がたくさ…

Any Day Now

I Shall Be Released. あと少しで、もう少しで、人生の大事なものや真理や人やことがらに辿り着けそう。 ほんの一瞬だけでもそれに触れられたような、その気配や暖かさに包まれたような、大袈裟ではなくそんな映画だった。13歳の頃『Stand by Me』を初めてみ…

失効

またひとつのタームが終わってしまった。さびしい。身体的に新しいことがたくさんあった期間だった。

手足と口を動かす

手足と口と目と鼻を動かすことが、最近できてきた気がする。1年前とは違う味覚、感覚が少しずつ開拓されて面白い。わたしはマイペースだと人から言われるけど、この半年ぐらいは、更に、意識してのんびり心地よく過ごすことに重きを置いている。すごいとろい…

台中旅行記

宮原眼科 台中駅のほど近くにある、パイナップルケーキとアイスクリームのお店。日本統治時代、日本人医師宮原の眼科があった建物を、おしゃモダンなスイーツショップに改装したそう。(詳しくは、台北ナビさんを) 台湾は街中に、日本統治時代の明治や大正…

かぐや姫の物語

高畑勳とジブリと、同じ時代に暮らしていることに感謝する。美しい日本が丁寧に描かれていて、一挙手一投足が愛おしい。丁寧な暮らし、大切にしたい風景を思い知らされる作品。どうにも最近涙もろくて困る。

2014

ことしのもくひょう ・コーヒーをやめる