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金柑

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大事なことがあったので、書き留めておきたい。

小さい頃、祖母の家で食べた金柑の砂糖煮を思い出して、煮てみた(祖母の家には金柑の木があった)それを小さな瓶に分けて、祖父母に届けた(東京に来てた父に託して)

近所に住んでる方の、金柑を煮てくれた母方の祖母からは「おばあちゃんも数年ぶりに煮てみました。さあ〜味比べ。でもレシピが同じだから!?」というメールが届いた。父方の祖母は、年に1回あるかないかの電話をくれ「もったいないので、2日に1個食べてます。ふふふ」と言った。 

どこかに行ったときのお土産はいつだって届けていたはずなのに、これまでにない喜び方をしてもらって少し驚いている。金柑を煮た、その小さなお裾分けで、こんなにも幸せなやりとりができるとは思っていなかった。

やっぱり誰かが自分の手で作ったモノの力は大きい。あと何回、金柑の季節を一緒に迎えられるかわからないけれど、私はこれを毎年の仕事としようと思った。