ダッフル

朝起きて、歯ブラシを咥えて窓を開け、ベランダとリビングの境でぼーっとするのが好きだ。

今日はいささか冷たい空気を感じ、自室に戻っていそいそとダッフルコートをおろした。春にクリーニングに出したまま、ビニール袋に覆われたままのそれ(ごめん)

袖を通すと、ああ遂に冬がきたんだなと、身構えながらも少しだけ楽しみな気持ちが湧いてきた。寒さには弱いけど、身を寄せ合える冬が好きだ。

裁縫

季節ってばすごいもんで、冬だからお裁縫しようとか、編み物しようとか、にわかにそういう気分。初夏ぐらいからずっとそわそわして外に出続けていたので、意識して予定入れずうちにいようとおもう。

自転車操業のように靴下の穴を縫い続ける冬がまた来た。商いしながら旦那さんの着物のほつれを直し続ける、明治時代のあさちゃんと同じと気づいてちょっとあがる。

やっぱり、祭のあとの

祭がまたひとつ終わった。OBとして、出展者として初めて参加した稲門祭は、学生の頃通りかかった時とはまるで違って、それはそれは楽しく早稲田らしい祭典だった。

 
早稲田って学生は元気なのにOB会組織はイケてないと思っていたけど、それは多分間違いだった。損得勘定ではなくお酒や祭や友人の力がないと人とコミュニケーションが取れない早大生は、卒業してもいくつになってもそのまんまなんじゃなかなと(その集合体のOB組織なんだからキリっと体裁だけ整えるみたいな人脈イエーイみたいなことおいそれとできやしない)それを体感しただけでも、今年の稲門祭に参加した甲斐があったし、知見が溜まりまくったなと思う。まあそうこう言って、朝の10時から飲みはじめ、無礼極まりなくビールを売り飛ばしていただけなんだけども。

ミニオン



人類の歴史よりもはるかに昔からミニオンは存在して、いつの時代も変わらず楽しくかわいく生きていたかと思うと、もう本当に愛おしい。満を持してのミニオンズのスピンアウトは、今世紀最大級に面白かった。後世に伝わるかどうかはわからないけど、テンポとセンスが抜群だった~~~~