2015年

1月
祭の準備が楽しくて頭が湧いていた

2月
打ち上げと称した飲み会が毎週末あってあとはあまり記憶にない

3月
井の頭公園動物園の哀愁に慄いたこと枕カバーを作ったこと以外あまり記憶にない

4月
桜と菜の花、ピンクと黄色の二色が続くのにどうしてか暗い埼玉幸手の土手、ワンピースを作ったこと以外あまり記憶にない

5月
京都で舟屋とカモメに発狂して、狂ったままピクニックばかりしてた春 

6月
簿記の試験にあっさり落ちたひええ

7月
フジロック。睡眠時間削って制作続けてたら、応急処置にと駆け込んだ足ツボ行って熱でた。ノウハウゼロで挑んだ本番3日間もまあ過酷で、久しぶりに早稲田の馬鹿力を振り絞った夏のはじまり

8月
なぜか新潟に月2回行く。祭とアートと山間のコミュニティ、神々しい空間だった。山道チャリに乗ってて土砂降りにあったときの清々しさがよかった。あと赤坂で転んで腰を打つ(全治1ヶ月)制作が増えはじめる 

9月
大阪ー台湾ー大阪、金沢、京都。ミニオンUSJ台北市立動物園に大はしゃぎ。年明けからの無理がピークに。食欲枯渇

10月
コメ(稲門)祭とパン祭。大きな看板を塗ったり、お菓子のパッケージ作り。と創作の秋の裏で荒れ狂ってたらだいぶ怒られ慰められた。友達大事あと西加奈子

11月
ヨガに通いはじめる。引っ越しを決める。新しいPJへ呼んでもらう。心機一転、公私ともにアクセルを踏みはじめる。ぎゅううう

12月
タコパクリパEJFJ、イベントもリリースも忘年会もフル稼動(体力ぜんぜん持たじ)29歳のクリスマス。ゲーリー展、ピラミッド展で覚醒、映画「恋人たち」印タゴールの詩集で号泣。生きてきてよかったな〜
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毎年恒例でひと月ずつ振り返ったけど、例年以上にとりとめない。冬春と記憶があまりなく、夏頑張って秋疲れがピークに、冬また頑張りはじめたけど体力気力がまま追いつかない。とにかくいろんなものを作った、友達大事。要約するとそんな感じ。でもやっとやっとこの10年ひとりで徘徊してた暗闇から抜け出せそうな、実はこの道で合っていたんだよというような、毎日あさが来ること、目に見えて形出来上がる制作物と信頼する友人の存在に救われた気持ちになっていたりもします。

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2015年感動したもの親しんだもの

映画:ミニオン

歌:星野源oasis「whatever」(両方フジで拝見できたラッキ)

本:西加奈子、ボブスティルガー「未来が見えなくなったとき、僕たちは何を語ればいいのだろう」

食べ物:イスラエル料理(フムス)、ブータン料理、ヨーグルトに塩のドレッシング

場所:代々木上原(ようやく)

買ってよかったもの:竹ざる

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さらにとりとめなくなってきたので、2016年の目標を定めて寝まする。「健全な肉体」「異文化コミュニケーション(久しぶりに海外ちゃんと行きたい)」「自分の場所をひらく」がんばんぞ〜!

ダッフル

朝起きて、歯ブラシを咥えて窓を開け、ベランダとリビングの境でぼーっとするのが好きだ。

今日はいささか冷たい空気を感じ、自室に戻っていそいそとダッフルコートをおろした。春にクリーニングに出したまま、ビニール袋に覆われたままのそれ(ごめん)

袖を通すと、ああ遂に冬がきたんだなと、身構えながらも少しだけ楽しみな気持ちが湧いてきた。寒さには弱いけど、身を寄せ合える冬が好きだ。

裁縫

季節ってばすごいもんで、冬だからお裁縫しようとか、編み物しようとか、にわかにそういう気分。初夏ぐらいからずっとそわそわして外に出続けていたので、意識して予定入れずうちにいようとおもう。

自転車操業のように靴下の穴を縫い続ける冬がまた来た。商いしながら旦那さんの着物のほつれを直し続ける、明治時代のあさちゃんと同じと気づいてちょっとあがる。

やっぱり、祭のあとの

祭がまたひとつ終わった。OBとして、出展者として初めて参加した稲門祭は、学生の頃通りかかった時とはまるで違って、それはそれは楽しく早稲田らしい祭典だった。

 
早稲田って学生は元気なのにOB会組織はイケてないと思っていたけど、それは多分間違いだった。損得勘定ではなくお酒や祭や友人の力がないと人とコミュニケーションが取れない早大生は、卒業してもいくつになってもそのまんまなんじゃなかなと(その集合体のOB組織なんだからキリっと体裁だけ整えるみたいな人脈イエーイみたいなことおいそれとできやしない)それを体感しただけでも、今年の稲門祭に参加した甲斐があったし、知見が溜まりまくったなと思う。まあそうこう言って、朝の10時から飲みはじめ、無礼極まりなくビールを売り飛ばしていただけなんだけども。